矯正歯科

 

Q.

小児矯正をスタートする時期は?


A.

乳歯から永久歯に生え変わる混合歯列期(6~12歳)に相談いただけるのが良いでしょう。咬み合わせの状態によって矯正を始めるのに最適な時期も異なります。


 

Q.

大人になっても治療は可能でしょうか


A.

成人の方でも矯正治療は可能です。しかし成人の場合、成長・発育は終了し、あごの大きさは決まっており、さらに銀歯や歯周病があるなど、治療が制約される場合があります。一般的に 年齢が高くなれば歯は動きにくくなると言われており、その分治療に時間がかかる場合もあります。


 

Q.

矯正中の歯のケアは?


A.

矯正装置は1~2年間装着することになりますので、食べカスなどの汚れが付きやすくなります。矯正期間に合った歯ブラシや歯みがき法を事前に指導を受けてください。ウォーターピックなど水圧で歯をきれいにする道具を活用するのも良いでしょう。


 

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インプラント

 

Q.

インプラント治療は痛くないの?


A.

簡単な麻酔を行いますので、ほとんど痛みはありません。


 

Q.

インプラントの治療期間は?


A.

インプラントの処置時間は30~120分ぐらいです。治療期間は4ヵ月から12ヶ月かかります。
いずれもインプラントの種類や症例など治療内容により異なります。


 

Q.

誰でも受けられますか?


A.

心臓病、糖尿病などの持病がある方、妊娠中の方、あごの骨の状態にもより、受けられない場合がありますので、事前にご相談下さい。

年齢的には目安としては18歳以上です、これは骨格の成長が終了する目安です。
いわゆる、伸び盛りの年齢では適応できません、年齢の上限は基本的にはありません。

 


 

Q.

インプラントはどのくらいもちますか?


A.

インプラントは生体と親和性の良い金属でできています。長持ちさせるには、自分の歯と同じようなお手入れとメンテナンスが必要になります。


 

Q.

インプラントの手術は入院が必要なんですか?


A.

入院の必要はありません。埋め込みの手術は、親知らずの抜歯程度の手術です。手術後はそのままご帰宅できます。


 

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歯周病治療

 

Q.

歯ぐきが黒ずんでいるのですが、消えますか?


A.

差し歯がある場合で歯との境目が黒くなっている場合は、金属により黒くなることがあります。差し歯がない場合、メラニン色素沈着が考えられます。

また、歯周病がある場合も、歯ぐきの色は変色します。治療法はレーザー治療など考えられますので一度ご相談下さい。


 

Q.

歯周病の検査だけでもしてもらえますか?


A.

もちろん検査だけでも行ないます。またその結果を詳しくご説明させていただきます。


 

Q.

歯周病は健康保険で治せますか?


A.

基本的に保険で治療できますが、中度、重度の方は、細部まで徹底的に処置を行わなければならないので、一回に60分~90分お時間をいただいています、その際には、保険の範囲ではできません。

また、歯周内科治療や一部の特殊な材料を使用する手術などは保険が適用されません。


 

Q.

若い人も歯周病になりますか?


A.

歯周病は中高齢者特有の病気ではありません。最近では若年性歯周炎と呼ばれる10代で罹る方も増えています。若いから歯周病にならないと安心はできません。


 

Q.

歯周病は遺伝するのでしょうか?


A.

歯周病は細菌感染です、ヒトの細菌に対する抵抗力は遺伝するという報告があり、歯周病菌に対する抵抗力の低い親御さんから遺伝すれば、結果的に、歯周病は遺伝することになるかもしれません。

また、小さい頃の食事の口移しなどで歯周病菌が感染する可能性もあります。しかし必ずしも親御さんが歯周病だからといって、お子さんも歯周病で歯を失うということではありません、早い時期からプラークコントロールできるようになり、メインテナンスを行っていれば心配する必要はありません。


 

Q.

歯槽膿漏と歯周病の違いは?


A.

大きく解釈すれば同義語です。歯槽膿漏という呼び方は、歯を支えている骨が細菌によって侵され膿を漏出している状態です。つまり、歯槽膿漏は重度の歯周病といえるでしょう。


 

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セラミック修復

 

Q.

セラミック治療の期間はどれくらいですか?


A.

治療本数・歯茎の状態にり異なりますが、1週間に1回程度の通院で1ヶ月~3ヶ月程です。


 

Q.

出っ歯を治すには矯正と差し歯のどちらがいいのですか?


A.

どちらにもメリット・デメリットがあります。根本的に治すなら矯正、部分的に対応できるなら差し歯が良いでしょう。差し歯の良いところは、短期間で治療が終わることです。歯の形や色の悪い場合、セラミックを使うことによって、歯並びだけではなく色・形も自由に治すことが出来ます。咬み合わせに影響するような全体的なものでしたら矯正治療をお勧めします。


 

Q.

すきっぱの状態を治したいのですが可能でしょうか?


A.

ラミネートベニアを使用した治療を行います。歯の表面を1mm程度削るだけですので歯を削る量も最小限ですみます。


 

Q.

ラミネートベニアは剥がれませんか?


A.

強力な専用接着剤で貼り合せます。正しい処置を行えば、そう簡単に剥がれるものではありませんので、ご心配は要りません。


 

Q.

セラミックの差し歯は割れませんか?


A.

差し歯もラミネートベニア同様、正しい処置を行えば、容易に割れたり取れたりはしません。
通常の生活の上では問題ありませんが、歯をぶつけたりなどで欠けることはあります。
これは天然歯も同様のことです。


 

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ホワイトニング

 

 

Q.

クリーニングとホワイトニングの違いは?


A.

クリーニングはタバコのヤニ・歯石など、歯の表面の汚れを落としていくもので、歯を白くする治療ではありません。ホワイトニングは専用の漂白液を使用して歯の表面を薬液で浸透させ、本来の自分の歯の色以上に漂白する治療です。


 

Q.

ホワイトニングは子供でも始められますか?


A.

歯の成長が止まる18歳くらいから始められる事をおすすめします。


 

Q.

結婚式を控えていますが、いつ頃から始めたらいいですか?


A.

色の度合いにもよりますが、挙式の1~2ヶ月くらい前からホワイトニングを始められる事をおすすめします。


 

Q.

詰め物もホワイトニングで白くなりますか?


A.

ホワイトニングを行うことで歯や詰め物に付いているステイン(茶渋など)を取ることは出来ます。
しかし詰め物は漂白できないため、歯と詰め物の色が異なってしまう可能性があります。 ホワイトニングをして白くなった歯にお色を合わせて詰め替える治療をおすすめします。


 

Q.

神経を抜いて変色した歯も白くなりますか?


A.

歯の中には神経の他に血管もあり、神経を抜くと歯の中に血がたまり、その結果、外から見ると歯が少し黒っぽく見えます。神経を抜いた後の歯の中を漂白することで対応可能です。


 

Q.

漂白液は副作用など体に害はありますか?


A.

ホワイトニングに使用するジェルの主要成分は過酸化尿素や過酸化水素です。多くの文献により口腔内に悪影響を与えることはなく、安全とされています。


 

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顎関節症

 

Q.

歯ぎしりがひどいのですが、放っておいても大丈夫でしょうか?


A.

ストレスや刺激などさまざまな原因で起こるといわれる歯ぎしりですが、歯や歯の周りの組織に対して非常に悪い影響を与えてしまいます。程度の差はありますが、歯ぎしりは日常的な生活では考えられないような大きな力が、長時間歯や歯の周りの骨、筋肉そして顎関節に負担となってかかってきます。歯周病の悪化、顎関節症、不眠症、頭痛、歯や差し歯等の破損・脱離、かみ合わせへの悪影響等の原因にもなります。原因の除去も勿論ですが、マウスピース(ナイトガード)による治療をお勧めします。


 

Q.

顎関節症の予防法はありますか?


A.

ストレスを発散させ心身ともリラックスし、適度な運動を心がけましょう。歯ぎしり、食いしばり、頬杖などの悪習癖も原因となります。

また、むし歯の治療や治療途中の歯は早期治療をお勧めします。不適合な金属や入れ歯なども新しく作り変えた方が良い場合もあります。歯科定期健診を受けて良好な口腔内を保ちましょう。


 

Q.

治療を受けてもなかなか良くなりません。本当に治るの?


A.

顎関節症の治療期間は長期になります。半年1年、またはそれ以上の時間がかかることがあります。1.2ヶ月では通常治りません。途中で諦めず気長に取り組みましょう。

また、極度のストレスや神経質、不安や鬱に陥りやすい人は、顎関節症の症状が出ることがあり、心療内科でのストレス除去治療をお勧めします。


 

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