矯正治療

 

矯正治療は歯並びの不正や、かみ合わせを治療しますが、見かけをきれいにするだけでなく、 成長期の子供であれば、適正な顎顔面の成長発育を促し、成人であれば、咬合崩壊の予防、改善を促す治療です。

 

歯を中心としたかみ合わせ、発音、咀嚼器官、機能の回復、顔の形態、コンプレックス等、全身の健康に影響を及ぼす治療分野でもあります。


 

咬み合わせの改善

良いかみ合わせは上下の歯が単に噛み合うだけでなく、顎の関節と調和して機能し、全身のバランスもとれている状態のことです。

かみ合わせに問題が生ずると、歯に悪い影響が現れるだけでなく、顔の歪み、顎関節炎などによる開口障害、偏頭痛、肩こり、耳鳴りなどの影響がでる場合もあります。

 

 

 

当院は日本矯正歯科学会会員ですので安心して治療していただけます。

 

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マウスピース矯正(インビザライン)

 

マウスピース矯正(インビザライン)は、透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着して歯並びを矯正する、画期的な矯正方法です。

 

一人ひとりの歯に合わせて作製される矯正装置を装着し、治療の段階に合わせて新しい装置に交換しながら徐々に歯を動かし、歯並びを矯正します。


 

マウスピース矯正(インビザライン)のメリット

  1. インビザライン・アライナーは透明で目立たないため、装着していることがわからず、見た目にストレスを感じさせません。

  2. 取り外しが可能なため、いつでも簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つことができます。

  3. 3次元治療計画ソフトを通じて治療開始から完了に至るまでの歯の移動を、コンピューター画面上で画像および動画として確認することができます。

  4. 金属製のワイヤーやブラケットを使用しないため、治療期間中に装置が脱落するなどの緊急性を要することがありません。

 

 

 

マウスピース矯正(インビザライン)の注意点

マウスピースの装着時間を守らないと歯は動きません。

装置が取り外せることは大きなメリットでもありますが、簡単に装置が取り外せるため患者様が責任を持って決められた時間装置を付けなければ治療は進みません。

 

また、患者様の歯並びや口腔内の状況、希望される治療結果によってはインビザラインで治療できないことがあります。インビザラインのみでの治療に限界がある場合は、ワイヤー等の補助的な装置が必要になることがあります。

 

 

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インプラント

 

インプラントとは、歯の抜けた所に人工の歯根を植え、しっかりと顎の骨と固定した後、

その上に人口の歯を製作し装着する方法です。

 

天然歯と同様の健全な咀嚼運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります。

 

インプラントの表面に使用されている材料は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれ、顎の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料なので、生体と馴染みやすく、体には全く影響がありません。


インプラント治療のメリット

 

メリット1

歯が一本抜けている場合、従来の治療法では両側の歯を削りブリッジという方法がとられていました。しかし、インプラントなら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、他の歯を削る必要はありません

 

 

メリット2

たくさんの歯が抜けている場合、従来のブリッジなら残っている歯だけで、噛む力を支えなければなりません。この噛む力はとても大きなものです。インプラントにすると、本来の歯数のバランスが取れますので、咬合圧(かむ力)による負担が少なくなります

 

 

メリット3

奥歯が抜けいている場合、従来の方法では、取りはずしする入れ歯でしたが、インプラントにすると、取り外さないですむ人工歯が入られむすので、しっかりと固定され、安心して食事ができます

 

 

術前のシュミレーション

 

当院では、インプラント術前シミュレーションソフト「SimPlant:シムプラント」を使用しております。 シムプラントは、CT撮影のデータを再構築し、3方向画像や3D画像により、多面的に各種測定や インプラント埋入シミュレーションができるソフトです。万全な治療計画を立案し、確信を持って手術に挑むことができます。 安全性と審美性を第一に考え、シムプラントを活用してより安心なインプラント治療を行っております。

 

画像解析

顎骨形態、骨質を3次元で 解析します。数値と画像で精確な 情報を把握。

 

 

治療計画

実際の手術をアクティブに再現します。審美・機能回復を入念にシミュレートしていきます。

 

 

手術

納得のインフォームド・コンセント、手術内容を皆様に説明して納得していただき、確信を持った完璧に近い手術をします。

 

 

 

術後のメンテナンス

 

天然歯とインプラントの形態は同じではありません。そこで歯ブラシだけでなく、インプラントの形態に会わせた補助清掃器具を使用する必要があります。毎日必ずお口の中を清掃してください。

 

また、半年に一度の定期健診も受けて頂きます。

インプラントを長く良好な状態を保たせるには、日々のブラッシングでのプラークコントロールと定期健診は欠かせません。術後のインプラントの状態や、周りの歯周組織を検査します。

 

 

日本口腔インプラント学会会員、臨床歯周インプラント認定医が治療をいたします。

 

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セラミック修復

 

保険診療で、白い歯を入れることができるのは、前歯の上下計6本です。
白い部分には保険診療で認められたプラスチック系の素材を使用します。このプラスチックは吸水性が高いため変色はさけられません。また、プラスチックには摩耗に弱い性質もあります。

 

それに対し、セラミック(陶材)はプラスチック系素材の欠点である着色、摩耗に強い素材です。

また、セラミックは 口腔内で化学的に安定しており、酸やアルカリに溶解せず、生体親和性がきわめて高い素材です。

そしてセラミックの1番の特長は、色調再現性が非常に優れていることです。天然歯にはとても複雑な色や透明感があり個人差、さらに歯一本一本の色も微妙に変化することがあります。保険診療のプラスチックではどうしても単色になりがちで、周りの歯に馴染む色を再現することはとても難しくなります。

 

セラミックの歯は、歯の先端部に見られる透明感、また何層もの色のセラミックを使用して作り上げるため、
驚くほど天然歯に近い人工の歯を再現することができます。

 

 

時間の経過とともに

変色してしまった

プラスチックの人工歯

  セラミック修復の人工歯

 

 

いろいろなセラミック修復

 

メタルボンド

メタルボンドは金属製の土台の上に、陶材を焼き付けた修復物です。陶材は非常に硬い反面、衝撃に弱い特性を持った素材です。奥歯や噛み込みの深い部分は特に負担がかかります。金属の土台を用いて陶材が割れることを防ぎます。

 

 

オールセラミッククラウン

土台もすべてセラミック製です。構造はメタルボンドと大差はありませんが土台をセラミックにすることにより、色の再現性や光の透過性などより審美的に天然歯に近づけることができます。強度は金属には及びませんが、近年の歯科材料技術により噛みあう力にも耐えうる素材で作られています。また金属アレルギーの方にも安心です。

 

 

ラミネートベニア

ラミネートベニアは天然歯の表面を一層削り、薄いセラミックを貼り付ける治療です。歯の色が気になる、歯と歯の間の隙間が気になるなどの症例でも、土台となるご自身の歯を必要最小限の切削量で治療できることができます。

 

 

セラミックインレー

比較的大きなむし歯を保険診療で治療する場合は金属でのインレー修復となります。セラミックインレーは「修復した歯」ということが判らないくらい、 残存する歯と良く馴染みます。

 

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ホワイトニング

 

ホワイトニングとは、歯の漂白のことで、ブリーチングとも呼ばれています。本来歯の色は真白ではなく、少し黄色がかった色をしています。

それをより白くする方法です。先天的な歯の色にお悩みの方にも有効な手段です。

 

アメリカでは大変ポピュラーな方法で、日本でも厚生労働省より薬剤が認可されたため、ここ数年で浸透しました。

ホワイトニングの最大の長所は歯を削ることなく手軽に白くできることです。

 

ホワイトニングは大きく分けて2通りの方法があります。

白くなる度合いは個人差がありますが、希望の色に近づけるため、オフィスブリーチング、ホームブリーチング、または両方をおこなっていきます。

 


オフィスブリーチング

当院で処置します。歯にブリーチングの薬剤と、歯肉に保護する薬剤を塗布して、光を当てて歯を漂白します。

2、3回来院していただく必要がありますが、短期間での漂白が可能です。1歯からの処置もいたします。

 

 

 

ホームブリーチング

専用の歯に装着するトレーを作り、そこに薬剤を入れて2~3時間程トレーをはめて漂白します。

2週間ほどで効果が現れます。時間はかかりますが、ご自宅でお手軽にできて、すべての歯を全体的に漂白することもできます。

 

 

ホワイトニングの効果の持続

 

おおよそ2~3年ほどで徐に後戻りしていきます。
歯は加齢とともに歯質や色調が変化します。同様にホワイトニングも永久に持続させることは不可能です。
コーヒーやワイン、タバコのヤニなどの外来性の着色を防ぐことにより効果を持続させることはできます。

また、定期的な歯科検診による歯のクリーニングの有無によって効果の持続は大きく変わってきます。

 

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顎関節症

 

顎の関節の異常を訴える人が増えています。原因はある程度はっきりしてきました。
心理的なストレス、不正咬合などです。顎を動かしているのは筋肉ですが、ストレスと不正咬合によって、
その筋肉が刺激され、、顎が変な動きをするようになり(歯ぎしりもその1つです)、それが引き金となり、
顎の関節の周りが痛くなるのです。

 

症状は、顎を動かすと”カクカク”不快な音がするとか、痛くて口が開け辛い、などです。
この症状は顎だけでなく、肩こりや腕・指がしびれたり、偏頭痛を伴ったりもします。顎関節症は広範囲にわたり、軽い症状から耐えらなれないような重い症状まで個人差もかなり強いのも特徴です。


 

こんなことに思い当たりませんか?

  • 顎を動かすと「コリッ」という音がする
  • 耳の辺りがなんとなく重い感じがする
  • 口を大きく開けると関節が痛い
  • 深く噛みしめると関節が痛い
  • 口を大きく開けられない
  • 咬み合わせに違和感がある
  • 左右の関節の動きがずれている

 

顎関節症の治療

 

問診、触診、レントゲン撮影や上下顎の歯の模型を取り、咬み合わせ等を診断します。

 

顎の動きは、前後、左右方向どちらの場合も、前歯の接触関係が大きく関わります。ですので、この接触関係が正常かどうかを判定し、正常でなければ正しいガイドを作り上げなければなりません。このガイドが異常な状態でいくら奥歯の咬み合せを正しくしようとしても、無理が生じます。

 

ガイドは修復物の再生や接触点の改善を行います。また、下顎を正常な位置に戻すことと、顎の筋肉をリラックスさせることも重要です。「スプリント」と呼ばれるプラスチック製のマウスピースを装着してもらいます。このスプリントは部分的なものから全体のものまで症例に合わせて作ります。

 

また、治療の経過によりスプリントの高さや大きさなど少しずつ調整していきます。


 

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むし歯治療

 

口の中には、常在菌といわれるいろいろな雑菌が住みついています。むし歯の原因となるむし歯菌もその1つです。むし歯菌は、口の中に残っている食べかすの糖分を分解して、ネバネバした物質を作り、歯の表面に薄い膜のように貼りつきます。これが歯垢(プラーク)といわれるもので、放っておくと歯の表面のエナメル質を溶かす酸を作りだします。 歯の表面のエナメル質は、人の体の中でもっとも固い部分ですが、歯垢が作り出した酸には溶けてしまい、表面がざらついた感じになります。これがむし歯のはじまりです。歯の表面のつやが無くなり、白くにごってきます。

 

むし歯の進行

C1:エナメル質内の虫歯

歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階の虫歯です。 痛みがなく、ついつい放っておきがちです。 虫歯の部分だけを削除して、合成樹脂(レジン)を充填します。

C2:象牙質に達した虫歯

虫歯がエナメル質の内側の象牙質に達したものです。象牙質はエナメル質により軟らかい組織なので、むし歯の進みかたが速くなります。

C1 と同様に合成樹脂(レジン)を充填するか、範囲が大きい場合は削ったあとに歯型を取り、金属やセラミックの詰め物(インレー)を作り、欠損部を修復します。


C3:歯髄(神経)に達した虫歯

虫歯が象牙質の内側の歯髄に達したものです。この段階では、歯髄に細菌が進入し激しい痛みを伴うことがあります。

歯髄の炎症が重度な場合は、歯髄組織を除去したあとで、根管内を消毒し、シーリング材を用いて充填します。

また、歯髄が死んでしまった歯はもろくなりますので、クラウンなどの被せ物をします。 症例によっては、特殊な抗生物質を用いて歯髄を保存する処置を行う場合もあります。

C4:歯質が失われた虫歯

歯冠が溶けて無くなり、根の部分だけが残っている状態です。 C3の場合と同様に治療し被せ物をするか、やむを得ない場合は残った歯根部を抜歯します。

抜歯した部分は傷が治った後に、ブリッジ・部分入れ歯・インプラントなどの方法で補うことになります。


 

根管治療

根管治療とは、細菌に感染したり損傷を受けた歯髄を取り除くことによって歯根周辺の病気を治療・予防するものです。深い虫歯や歯の亀裂、歯への外傷によって歯髄が細菌に感染したり、損傷したり、歯髄死になることもあります。

そのまま放っておくと、歯根周辺の組織にも感染が広がり、痛みや腫れが生じます。治療しないと抜歯が必要になるケースもあるため、早期に歯科医に診てもらうことが重要です。

 

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予防治療

 

今までの歯科治療は、歯や歯肉が悪くなってから治療を行ってきました。しかし、悪くなるたび治療をしたのでは、本当の治癒は期待できません。治療が一通り終わった方はもちろんのこと、自分は健康だと思っている方に対しても虫歯や歯周病のリスクをお調べしてその患者さまのお口の状態の問題点を患者さまと一緒に解決していきます。

 

私たちは、健康を守り維持する為に通っていただく診療を心がけ、従来の歯科治療のような苦痛なイメージではなく、気持ちのいい専門ケアを担当の歯科衛生士が提供します。

 

 

PMTC

Professional Mechanical Tooth Cleaningの略です。定義は、 「特別な訓練を受けた歯科衛生士あるいは歯科医師などの専門家による歯肉縁上ならびに歯肉縁下1~3 mmのプラークをすべての歯面から、機械的な電動器具とフッ素含有研磨用ペーストを使って選択的に除去すること。」 です。

 

ホームケアで磨きにくいキーリスク部位(主に歯間隣接面)について、専用の機材を用い、歯科医院において重点的にクリーニングするテクニックです。 定期的に行うことによって歯周病や虫歯の進行を防ぐことができます。

 

 

PMTCの効果

●歯周疾患の改善 歯肉縁下のプラークを完全に除去し、歯肉炎の症状を改善する。

●う蝕の予防バイオフィルムを破壊し、プラークの再付着を防ぐ

●フッ化物入りペーストやジェルを用いることで再石灰化を促進し歯を強化する。

 

お口の汚れ

プラーク(歯垢)

虫歯や歯周病の原因。ただの"食べカス"ではなく歯垢は細菌のかたまりです。歯みがきで落すことが出来ますが、磨き残しはあるものです。

 

歯石

歯石がつくと歯の表面に凸凹を作るので、細菌がどんどんたまっていきます。歯ブラシでは除去する事はできません。

 

バイオフィルム

プラークの中でも病原性の高いプラークです。 このバイオフィルムの下で虫歯や歯周病の原因菌が活発に活動していきます。バイオフィルムは歯みがきでは落すことができません。これが歯の表面に存在することで、また新たなプラークが付着しやすくなってしまいます。

 

コーヒー・紅茶・たばこのヤニなどの色素沈着

着色そのものに害はありませんが、歯の表面がザラつくことでプラークがつき易くなります。

 

PMTC は、歯ブラシでは落としきれないバイオフィルムや歯のいたる所の汚れ・着色を落とし、歯茎のマッサージ・歯面の研磨・ウ蝕予防のフッ素塗布まで痛みを感じず、リラックスした雰囲気で行わせていただきます。

 

 

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歯周病治療

 

歯周病とは

口の中は細菌がいっぱいです。歯磨きが正しく行われず、食べかすが残っていると細菌はこれをエサに増殖しプラークと呼ばれる菌塊をつくります。このプラークが歯を支える色々な組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)に炎症を起こします。

 

また、歯の周りだけでなく全身的な要因・病気も原因のとなります。たとえば糖尿病の患者には、かなり重度の歯周病患者が多いのですが、糖尿病が悪化すると、歯周病も悪化するという関係が見られます。

 

その他に喫煙などの環境因子、咬み合わせなどによっても起因します。

歯を失う原因の第1位はむし歯ですが、歯周病もむし歯の次に歯を失う大きな原因となっています。

特に40あたりからは、歯周病の比率が高くなっています。

35歳~44歳の人ではおよそ85%、45歳~54歳では90%の人が歯周病にかかっているといわれています。


 

こんなことに思い当たりませんか?

  • 歯を磨くときやリンゴを食べたとき、歯ぐきから出血することがある。
  • 口臭があり、親しい人から口が臭いと言われたことがある。
  • 歯ぐきからウミが出ることがある。
  • 朝起きたとき、口の中が粘ついたり、妙な味がする。
  • 歯ぐきが赤く腫れたり、痛むことがある。
  • 冷たい水を飲むと、むし歯もないのに歯や歯ぐきがしみて痛い。
  • 歯がグラグラと動く感じがする。
  • 歯ぐきがむずがゆい感じがする。
  • 歯と歯の間に、よく食べ物がはさまる。
  • 鏡で見ると、前よりも歯が長くなったように感じる。

 

歯周病内科治療

歯周病の予防と治療はプラークコントロールにあります。

従来の歯周病治療は歯周病の原因となる細菌をスケーリング(歯石取り)やブラッシングなどによって、病原菌を駆除するといった方法でした。歯周病内科治療とは、薬(抗生剤)使用して治療する方法です。

 

口腔内には何百種類もの細菌が存在します。その中の歯周病に起因する細菌は一部なのですが、一人一人によって口腔内にもつ細菌の数や種類は違ってきます。当院では位相差顕微鏡を使って細菌の種類や数などの観察を行い、その状況に応じた薬を組み合わせて治療を進めていきます。

 

従来のスケーリングなどの外科的なプラーク除去と歯周病内科治療を併用することで、簡単にそして確実に治療成果を上げることができます。

 

 

日本歯周病学会専門医、臨床歯周病学会認定医、臨床歯周病インプラント認定医が治療をいたします。

 

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親知らずの抜歯

 

親知らずの抜歯は、口腔外科の診療で最も多く行われている手術です。

そのほとんどは完全に萌出していない状態(半・埋伏状態)で、他の歯の抜歯とは異なり、歯肉を切ったり、骨を削ったり、また歯や歯の根を割って抜歯を行います。

 

親知らずは最も遅く形成される永久歯で、ほとんどは 10歳代後半から作られはじめ、20歳代前半には歯根まで完成しています。人によっては親知らずがはじめからない場合もあり、またその本数も上下左右の4本がそろっているとはかぎりません。 親知らずは奥歯の一番奥に形成されますので、萌出するスペースが狭く、また、萌える方向が悪いことが多いため、骨の中に埋まったままの状態や、途中で萌出が止まってしまうことが多い歯です。

 

そのため、たとえ歯がはえてきても十分な歯磨きができないため虫歯になりやすく、また隣の歯にも虫歯をつくる原因にもなります。 しかし腫れや痛みも無く、正常に生えていて機能しているのなら抜く必要はありません。 残しておけば、歯牙移植に使用することも考えられます。親知らずは他の歯に比べて歯質が弱い場合が多く、しかもハブラシの毛先がとどきにくいので、ブラッシングは意識して行う必要があります。


 

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